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おいしいワイン

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ボジョレー・ヌーヴォー カーヴ・デュ・ボワ・ドワン
ボジョレー・ヌーヴォー カーヴ・デュ・ボワ・ドワン
フランス
タイプ ボジョレーヌーヴォー
産地 ブルゴーニュ ボジョレー
品種 ガメイ
度数  
種類 赤ワイン
ドン・ペリニヨン
ドン・ペリニヨン
フランス
タイプ スパークリング・シャンパン
産地
品種
度数
種類
モエ・エ・シャンドン ロゼ・アンペリアル
モエ・エ・シャンドン ロゼ・アンペリアル
フランス
タイプ ロゼワイン , スパークリング・シャンパン
産地 シャンパーニュ
品種 ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネ
度数 12%
種類 スパークリングワイン
酸化防止剤無添加のおいしいワイン。 濃い赤
酸化防止剤無添加のおいしいワイン。 濃い赤
日本
タイプ 赤ワイン
産地  
品種 国産ワイン
度数 11%
種類 赤ワイン
オーパスワン 2012
オーパスワン 2012
アメリカ
タイプ 赤ワイン
産地 カリフォルニア
品種 カベルネ・ソーヴィニョン79%、カベルネ・フラン7%、プティ・ヴェルド6%、メルロー6%、マルベック2%
度数 14.5%
種類 赤ワイン
ドン・ペリニヨン レゼルヴ・ド・ラベイ
ドン・ペリニヨン レゼルヴ・ド・ラベイ
フランス
タイプ
産地 シャンパーニュ
品種 ピノ・ノワール、シャルドネ
度数 12.5%
種類 スパークリングワイン

ワイン基礎知識

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ぶどうアイコン赤ワイン

赤ワイン画像

赤ワインの大きな特徴は、黒ブドウの実を皮や種ごと発酵させていることです。この果皮に赤い色素が含まれているため、ワインの色を赤くします。

さらに、種に含まれるタンニンという成分により、赤ワイン特有の渋味が出ます。

赤ワインの味わい要素

味の厚み(ボディ)

飲み口の濃厚さにより、フルボディ(重口)、ミディアムボディ(中口)、ライトボディ(軽口)に分けられます。

甘味度

ブドウ果実の完熟度によって、甘みが異なります。

渋味/酸味

ブドウ果皮や種子に含まれるタンニンが多いほど渋味が出ます。 ブドウ自体の酸味や収穫年ごとの天候、発酵の度合いによって酸味が変化します。

赤ワインの飲み頃温度

フルボディ(重口)は、冷やしすぎるとタンニン分から来る渋味が強調され、ワインの持つ本来の味わいを感じにくくなります。温度が高いほど渋味がまろやかに感じられるため、常温に近い方が良いとされています。

ライトボディ(軽口)は、少し冷やすと口当たりがよく、引き締まった味わいになります。

氷水で冷やす場合

5分

家庭用冷蔵庫で冷やす場合

0.5〜1時間

赤ワインと相性のよい料理

赤ワイン画像2
軽めの赤ワイン 中程度の赤ワイン 重めの赤ワイン
相性 ライトボディの赤ワインには、脂が少なめの食材にトマトソースやしょうゆなどで仕上げた軽めの料理が合います。 ミディアムボディの赤ワインには、脂が程よくある素材と、しょうゆやトマトソースなど明るい色のソースで仕上げた料理が合います。 フルボディの赤ワインには、脂がしっかりある食材と、デミグラスソースなど濃い色のソースで仕上げた料理が合います。
調味料 しょうゆ
トマトソース
みそ
カレー粉
しょうゆ
トマトソース
みそ
カレー粉
オイスターソース
デミグラスソース
ウスターソース
デミグラスソース
ブラックペッパー
スパイス
焼肉のたれ
食材 シーフード
甲殻類
鶏肉
豚肉
シーフード
鶏肉
豚肉
牛肉
鶏肉
豚肉
牛肉
和食 鶏の唐揚げ お好み焼き すき焼き
中華 エビチリ 回鍋肉 チンジャオロースー
洋食 カレーライス ハンバーグ ビーフシチュー

赤ワインの醸造・製法

破砕・除梗

収穫したブドウは、そのまま潰して果梗(ブドウについている小さな枝)を取り除きます。破砕とはブドウの果皮を破ること、除梗とは果梗を取り除くことです。この上で、果汁と果皮、種子はすぐに発酵槽に移されます。

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発酵

酵母の作用によって、ブドウ果汁内に含まれていた糖分がアルコールと炭酸ガスに分解されます。これを発酵と呼び、果汁がワインに変わっていく重要な工程です。

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引き抜き・圧搾

ワインが目標とする色と渋味に変わったところで、発酵槽からワインの液を引き抜きます。さらに圧搾によって、残った固形分に含まれているワインを搾り出す作業を行います。

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後発酵

果皮を分離させたワインは、さらに時間をおいて糖分がなくなるまで発酵させます。

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オリ引き

後発酵が終わって炭酸ガスの発生が止まった後、酵母、酒石、果肉、繊維などが沈殿して発酵槽の底に溜まります。このオリを取り除く作業を、オリ引きといいます。その後、樽熟成の段階に入ります。

ワタミの宅食

ぶどうアイコンぶどうアイコン白ワイン

白ワイン画像

白ワインの大きな特徴は、ブドウの皮を取り除き、果汁のみを使って造ることです。

主に果皮の色の薄い白ブドウが使われ、果皮がピンク色のブドウも使用されることもありますが、果皮を取り除いて発酵させるため、色は薄く、透明なものとなります。

白ワインの味わい要素

味の濃さ

赤ワインのようにボディで濃厚さを表すのではなく、「しっかり」「スッキリ」といった表現で味わいを示します。

甘辛度

ブドウ果実の完熟度によって、甘みが異なります。

酸味

ブドウ自体の酸味や収穫年ごとの天候、発酵の度合いによって酸味が変化します。

白ワインの飲み頃温度

冷やしすぎるとワインの持つ本来の味わいが感じにくくなり、逆に温度が高いほど香りが豊かになります。

甘口に関しては、温度が低いほど甘味がサッパリと感じられます。

氷水で冷やす場合

20分

家庭用冷蔵庫で冷やす場合

3〜4時間

白ワインと相性のよい料理

白ワイン画像2
軽めの白ワイン 中程度の白ワイン 重めの白ワイン
相性 軽めの白ワインは、レモン、酢などでサッパリ仕上げた料理に合います。 中程度の白ワインは、オリーブオイルやバターなどで程よいボリュームに仕上げた料理に合います。 重めの白ワインは生クリームやバター、しょうゆ、みそなどでしっかり仕上げた料理に合います。
調味料 レモン


ハーブ
オリーブオイル
オリーブオイル
マヨネーズ
バター
バター
生クリーム
しょうゆ
マヨネーズ
みそ
粒マスタード
食材 野菜
シーフード
甲殻類
シーフード
甲殻類
鶏肉
豚肉
シーフード
甲殻類
鶏肉
豚肉
和食 おでん 肉じゃが 豚のしょうが焼き
中華 バンバンジー エビマヨ 焼き餃子
洋食 オリーブ ピザ(オイル) カルボナーラ

白ワインの醸造・製法

破砕・除梗

収穫したままのブドウを潰して、果梗を除く作業にかけます。

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圧搾

ブドウを圧搾機に入れて、繊維分やポリフェノール成分などの少ないフリーランジュース(自造流下液)とプレスジュースを分けて発酵させることで、香味の異なるワインを造ることができます。

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発酵

果汁を液発酵させます。発酵時は温度を低温に維持して(15℃前後)、穏やかな発酵を続けさせます。

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発行停止

残糖分の違いで、甘口のワインから辛口のワインまでの味の違いが生まれます。辛口のワインは十分に発酵して糖分が完全にアルコールに変わったものです。また甘口のワインには、適度な残糖分のところで発酵を停止させたものと、果汁を添加させたものがあります。

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後発酵

果皮を分離させたワインは、さらに時間をおいて糖分がなくなるまで発酵させます。

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オリ引き

発酵を停止させた後、オリの雑味をワインに付加させないために、一般的には早期にオリ引きの作業をします。数回にわたってくり返し、その後タンク熟成または樽熟成に移します。

ぶどうアイコンスパークリングワイン

スパークリングワイン画像

発泡性のあるワインのことをスパークリングワインと呼びます。

一度発酵が終わった白ワインを瓶詰めにし、糖分と酵母を加えて瓶の中で再び発酵させて、炭酸ガスを生じさせる「シャンパーニュ方式」や、タンク内で二次発酵を行う「シャルマー方式」など、いくつかの製法があります。

また、産地や原料で呼び方が違うのも特徴です。

スパークリングワインの主な種類

スパークリングワインは、産地や原料、製法などで呼び方が違います。すべてが「シャンパン」ではないので注意しましょう。

フランス
呼び名

クレマンヴァン・ムスー

代表的なスパークリングワイン

シャンパーニュ

フランスのシャンパーニュ地方で、シュンパーニュ方式を用い、AOC法(フランスのワイン法最上級の格付け)の規定を満たしたもののみが、シャンパーニュを名乗ることができます。

イタリア
呼び名

スプマンテ

代表的なスパークリングワイン

アスティ、プロセッコ

イタリアで製造されるスパークリングワインをスプマンテと呼びます。イタリア語で「発泡性の」を意味します。

スペイン
呼び名

エスプモーソ

代表的なスパークリングワイン

カバ

カバは産地とブドウ品種が規定され瓶内二次発酵により造られます。カタルーニャ地方のカタラン語で「洞窟」を意味し、瓶内二次発酵が地下の洞窟で行われることからこの名前がつきました。

ドイツ
呼び名

シャウムヴァイン

代表的なスパークリングワイン

ゼクト

ドイツで瓶内二次発酵により造られたスパークリングワインをゼクトと呼びます。

スパークリングワインの飲み頃温度

スパークリングワインは基本的には、しっかり冷やして楽しみましょう。複雑味のあるタイプは、少しだけ高めの温度の方が美味しく感じられることもあります。

氷水で冷やす場合

20〜30分

家庭用冷蔵庫で冷やす場合

4〜5時間

スパークリングワインと相性のよい料理

スパークリングワイン画像2
スパークリングワイン ロゼ・スパークリング
相性 スパークリングワイン(白)は、サッパリした素材から脂のある食材まで幅広く合います。 スパークリングワイン(ロゼ)は、赤ワインのように、脂がしっかりある素材や濃厚なソースにも合わせられます。
調味料 ハーブ レモン オリーブオイル マヨネーズ バター だし トマトソース しょうゆ デミグラスソース ラー油 ウスターソース だし
食材 シーフード 甲殻類 鶏肉 豚肉 シーフード 甲殻類 鶏肉 豚肉
和食 天ぷら ちらし寿司
中華 シューマイ 春巻き
洋食 ポテトフライ コロッケ

スパークリングワインの醸造・製法

シャンパーニュの製法で一般のワインと大きく違うところは、アサンブラージュ(混合)という工程です。種類の違うワインを混合して、Cuveeというワインを造り、毎年均一な香味を維持します。さらに、瓶内での第二次発酵によって炭酸ガスが発生し、これがワインに溶け込んで独特の泡をもつ発泡酒となります。これが「シャンパーニュ製法」、通称「シャンパーニュ方式」です。

圧搾

最初に圧搾した10樽は「La Cuvee(一番搾り)」と呼ばれ、果実味が豊富で透明度が高い果汁になります。

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発酵

発酵は通常の白ワインと同様に行われます。

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混合

最初のオリ引きの後、畑・年度・種類の違うワインを混合します(アッサンブラージュ)。この調合が、ワインメーカーの秘伝技術となります。その後、ワインを再び濾過し、ショ糖とシャンパーニュ酵母を混ぜた液体を加えて瓶詰めします。

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第二次発酵

地下のカーヴに寝かせたワインは瓶内でゆっくりと発酵し、アルコールと炭酸ガスと、オリを生成します。炭酸ガスは瓶内でワインの中に溶け込んで、2~3年で複雑で繊細な泡となります。

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動瓶・オリ抜き

冷凍槽に瓶のネック部分だけを浸して、オリの部分を凍らせて抜栓すると、中のガス圧で凍った部分だけが飛び出し、オリが除去できます。

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リキュール添加・栓打ち

オリを除いた分量、同じタイプのワイン原酒の古酒、ショ糖、コニャック、甘味づけのリキュールを加えます。このときのショ糖の量によって、シャンパーニュのタイプ(辛口~甘口)が決まります。最後にコルク栓をして、出来上がりです。

ぶどうアイコンロゼワイン

ロゼワイン画像

ロゼワインの大きな特徴はその美しい色です。ロゼはフランス語で「バラ色」を意味し、「ピンク」とも称されます。

一般的に、赤ワイン同様に黒ブドウの果汁を使用し、発酵途中で果皮を取り出します。これによって、赤と白の中間色のワインに仕上がるのです。

ロゼワインの味わい要素

味の濃さ

赤ワインのようにボディで濃厚さを表すのではなく、「しっかり」「スッキリ」といった表現で味わいを示します。

甘辛度

ブドウ果実の完熟度によって、甘みが異なります。

酸味

ブドウ自体の酸味や収穫年ごとの天候、発酵の度合いによって酸味が変化します。

ロゼワインの飲み頃温度

辛口のロゼワインは冷やしてスッキリと、甘口のロゼワインはさらに冷やした方が甘みが残り過ぎず美味しく感じられます。

甘口に関しては、温度が低いほど甘味がサッパリと感じられます。

氷水で冷やす場合

20分

家庭用冷蔵庫で冷やす場合

3〜4時間

ロゼワインと相性のよい料理

ロゼワイン画像
ロゼワイン
相性 ロゼワインはトマトソースやしょうゆなどの味付けや、特にピンク色の食材(ベーコン、サーモン、エビ、カニ)とよく合います。
調味料 しょうゆ 粒マスタード ラー油 だし トマトソース みそ
食材 シーフード 甲殻類 鶏肉 豚肉
和食 やきとり(たれ)
中華 かに玉
洋食 ピザ(トマト)

ロゼワインの醸造・製法

ロゼワインの製法はいくつかあります。

赤ワインのように造る方法

一般的なロゼワインの製法は、赤ワインと同じように、収穫した黒ブドウを破砕・除梗し、果汁と果皮・種を一緒にタンクに入れ、果皮から色素を抽出します。果汁の色合いがピンク色になったところで果汁のみ引き抜いて発酵させ、ロゼワインに仕上げます。

赤ワインの色合いを濃くし、風味に厚みをもたらすために発酵前に少量の果汁を引き抜く「セニエ」という方法で引き抜いた果汁を用いて造られる製法や、発酵している果汁を果皮と切り離す「ショート・マセレーション」という製法など、呼び方は違いますが、果汁と果皮が触れている時間が短いという点では共通しています。

白ワインのように造る方法

「ダイレクトプレス」と呼ばれる製法は、白ワインの製法同様、黒ブドウを破砕・圧搾したあと、果汁のみを発酵させる方法で、黒ブドウから淡いピンク色のロゼワインが生まれます。

ブレンドによる方法

シャンパーニュ地方では、赤と白を混ぜて造ることも許されており、原酒のブレンド時に白ワインに少量の赤ワインを混ぜて色づけするか、滓抜き後の補酒時に赤ワインから造ったリキュールを添加する方法が多く用いられます。

その他の方法

混醸法(ロートリング)と言って、発酵前の白ブドウ果汁と黒ブドウ果汁を混ぜて醸造する、ドイツで多く使われる製法があります。

ぶどうアイコンワインの適温と保存方法

ワインクーラー画像

ワインは酒類の中でも最もデリケート。保存方法が適切であれば、ある年数までは瓶の中で飲み頃に向かってゆるやかな熟成を続けます。逆に保存状態が悪いと早く劣化し、変質してしまいます。

ここではワインを保存する際のポイントをまとめてみました。

ワイン保存の基本

ワインボトル画像

ワインを上手に保存するには、6つの条件があります。次の条件を守って、大事なワインを保存しましょう。

① 温度

比較的涼しく、温度差の少ない場所、13〜15度の温度が最適です。温度の高い場所はワイン変質の原因となります。

② 湿度

湿度は75%前後が最適。湿度が高すぎると、ラベルにカビなどが発生する場合があります。エアコンなどによるコルク栓の乾燥には注意しましょう。

③ 光

日光はワインを極端に変質させ、日光臭という不快臭を発生させる可能性があります。暗所に置くことが必要です。

④ 振動

瓶内で静かに熟成しているため、不要な振動は変質の原因にも。振動のない場所に保存することが必要です。

⑤ 空気

瓶を立てておくとコルク栓が乾燥して収縮し、そこから空気が入って酸化が進みます。必ず、ワインのボトルは横に寝かして保存しましょう。また、コルク栓の乾燥を防ぐため、ボトルの底の部分を手前にするのもポイント。

⑥ 匂い

コルク栓を通して匂いが吸着しやすいので、強い異臭を放つものの近くには置かないように注意しましょう。

自宅で保存する場合

ワイン保管庫画像

購入してすぐに飲む場合と、長期保存をする場合とでは分けて考えましょう。

デイリーワインや、早めに飲む場合

1日の温度変化が少なく、涼しい場所

家庭では床下収納や押入に紙にくるんで横に寝かして保存するのがベターですが、長期の保存はおススメできません。

日本の夏は温度変化も激しく、閉め切った部屋や押入などで保存すると、ワインの品質状態が悪くなる可能性が大!

大切なワインや、長期保存する場合

ワイン保存専用のセラー

彼女の誕生日や結婚記念日の思い出と一緒に、おいしいワインを集めたい、そんな方におススメ。

ワインの熟成にとっての大敵、振動や光を遮断し適切な温度・湿度管理が簡単にできるワインセラーが市販されています。100本以上収納可能な業務用だけでなく、20〜30本収納の家庭向けも人気が高くなっています。

冷蔵庫での長期保存はNG?

ワインを急いで冷やしたり、数日で飲むときに冷蔵庫は便利。ですが、冷蔵庫は温度と湿度が低すぎる上に、扉の開閉による温度変化も激しく、また庫内の匂いも移るため、1年以上の長期保存には適しません。

高級ワインを長期保存し、10年後、20年後に楽しむ場合は、市販のワインセラーで保存されることをおススメします。

飲み残したワインを美味しく保存する方法

ワイン冷蔵庫画像

「ワインボトルは開けても飲みきれない」「ワインの飲み残しはどうしたらいいのだろう」そんな悩みを持っていませんか?

スパークリングワイン以外のワインであれば、上手く保存をすることで、開栓後しばらくは風味を損なわず飲むことができます。

ここでは飲み残しワインを美味しく保存するコツについてご紹介します。

飲み残しワインの大敵

いったん栓を開けたワインの敵は「空気中に含まれる酸素による酸化」です

ワインはボトルを開けると、空気中の酸素に触れてゆっくりと変化します。これが酸化です。 酸化することによって少しずつワインの味は変化しますが、酸化が進みすぎるとワイン本来の風味を大きく損ねてしまいます。

飲み残しワインを上手に保存するには

あまったワインの風味が落ちるのを遅らせる方法は、「できるだけ空気に触れさせないこと」です。代表的な保存方法を3つ紹介します。

抜いたコルクで栓をする

最も手軽に行える方法は、抜栓したコルクを刺し直して密閉することです。これだけでも2〜3日は風味を損なわずに飲むことができます。

なお、抜栓したコルクにラップを巻きつけてから栓をすると、空気が通りにくくなるので、ぜひお試しを。 市販されている、ワイン密閉用の栓を使用するのも良いでしょう。

市販の密閉用の栓を使用する

小型の手動ポンプがセットになっており、瓶内をできるだけ真空に近くすることによってあまったワインの酸化を防ぐことができます。

小さな容器に移す

空びんなど小型の容器に移し替えるのもおススメ。

ポイントは注ぎ口ギリギリまであまったワインで満たして、できるだけ空気に触れさせないこと。

容器内の空気の量や接触面が通常のワインボトルより少ないため、風味が落ちにくくなります。

飲み残しワインは必ず冷蔵庫へ

家庭用冷蔵庫画像

上記の方法でワインを密閉したら、直射日光をさけ、低温保存した方が微生物などの発生を防げます。赤ワインでも冷蔵庫で保存した方が良いでしょう。

また、冷蔵庫で保存する際には、空気と触れる面を極力減らすため、寝かせずに縦置きで保存すること。

ただし、冷蔵庫に保存したからといって何ヵ月も風味が変わらない訳ではありません。できれば、1週間程度を目安に飲みきってしまいましょう。

ぶどうアイコンワインのおいしい温度とは

ワインの味わいは温度によって変わることを知っていますか?ワインには、その魅力が最大限に発揮される温度があります。ここではワインが美味しい温度の見極めについて学びましょう。

温度による味わいの違い

温度によりワインの味わいは変化します。美味しい温度の参考にしてみてください。

温度による味わいの違い図解

赤ワインの飲み頃温度

フルボディ(重口)は、冷やしすぎるとタンニン分から来る渋味が強調され、ワインの持つ本来の味わいを感じにくくなります。温度が高いほど渋味がまろやかに感じられるため、常温に近い方が良いとされています。

ライトボディ(軽口)は、少し冷やすと口当たりがよく、引き締まった味わいになります。

氷水で冷やす場合

5分

家庭用冷蔵庫で冷やす場合

0.5〜1時間

白ワインの飲み頃温度

冷やしすぎるとワインの持つ本来の味わいが感じにくくなり、逆に温度が高いほど香りが豊かになります。

甘口に関しては、温度が低いほど甘味がサッパリと感じられます。

氷水で冷やす場合

20分

家庭用冷蔵庫で冷やす場合

3〜4時間

ロゼワインの飲み頃温度

辛口のロゼワインは冷やしてスッキリと、甘口のロゼワインはさらに冷やした方が甘みが残り過ぎず美味しく感じられます。

甘口に関しては、温度が低いほど甘味がサッパリと感じられます。

氷水で冷やす場合

20分

家庭用冷蔵庫で冷やす場合

3〜4時間

スパークリングワインの飲み頃温度

スパークリングワインは基本的には、しっかり冷やして楽しみましょう。複雑味のあるタイプは、少しだけ高めの温度の方が美味しく感じられることもあります。

氷水で冷やす場合

20〜30分

家庭用冷蔵庫で冷やす場合

4〜5時間

ロックワイン&ホットワイン

ワインの美味しい温度について解説してきましたが、もっとカジュアルにワインを楽しみたいという方には、氷を入れたグラスにワインを注ぐ「ロックワイン」、温めたワインに好みでハチミツや砂糖を加える「ホットワイン」といった飲み方がおススメです。気軽に美味しく楽しめるので、ぜひ試してみてください。

シーン別おすすめの1本

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ぶどうアイコンワインのおすすめ|お手頃赤ワイン

チリ「コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ(ヴァラエタル) レゼルバ」
チリ「コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ビシクレタ(ヴァラエタル) レゼルバ」商品画像

日本経済新聞出版社のワイン情報誌で「999円以下赤ワイン部門」の金賞を獲得した銘柄。

カシス・チェリー・プラムなどの果実味が強く、満足感のある飲み口が特徴です。

重すぎず軽すぎないミディアムボディで、さまざまな料理に合わせやすいのもポイント。チリワインらしいコストパフォーマンスの高さが光る銘柄です。

スペイン「クネ リオハ クリアンサ 2016」
スペイン「クネ リオハ クリアンサ 2016」商品画像

スペインを代表するワイナリーである「クネ」のスタンダードワイン。クネは、ワイン評価誌「ワインスペクテーター」で世界No.1の獲得経験があるワイナリーです。

果実味・樽香の心地よさ・バルサミコ酢のスパイシーな香りなどが、バランスよくまとまっているのが特徴。程よい余韻を楽しめるミディアムボディで、初心者でも飲みやすい高品質なワインです。

イタリア「サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ 」
イタリア「サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ 」商品画像

完熟ブドウの凝縮した果実味を楽しめるのが本製品の特徴。クセや渋味が少なく濃厚な仕上がりなので、初心者でも飲み心地のよい赤ワインです。

各種コンクールで金賞をいくつも獲得している本格的な味わいながらも、1,000円ほどで購入できることがポイント。ミディアム~フルボディにかけての重めの飲み口で、こってりした料理と合わせるのをおすすめします。イタリア産の、赤ワインらしいコスパのよい銘柄です。

フランス「ル・シルク ルージュ」
フランス「ル・シルク ルージュ」商品画像

世界的に権威のあるワイン専門誌「ワインアドヴォケイト」において、常に高得点を獲得している銘柄。酸味が弱く、余韻を長く楽しめるグルナッシュなどの4品種を使い、肉厚で柔らかな味わいが堪能できます。

ソフトなタンニンとスパイシーな余韻を感じさせるので、最後の一滴まで飽きさせません。なお、飲み口は程よい重さのミディアムボディで、さまざまな料理と合わせやすい万能なワインです。

フランス「イル・ラ・フォルジュ メルロー」
フランス「イル・ラ・フォルジュ メルロー」商品画像

毎年安定した高品質ワインを造ることで有名な、南フランスのワイナリー「ラ・フォルジュ」の銘柄。ラズベリー・チョコレート・ブラックチェリーなどの香りを感じる「メルロー」を使用しています。

まろやかで酸味がほとんどなく、喉を通るときにも嫌なアルコール感がありません。フランスらしさは残しつつ、モダンで、香りや味が洗練されたバランスのよさも魅力。飲み口はミディアム~フルボディで余韻も程よく、万人受けするワインです。

アメリカ「ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ カベルネ・ソーヴィニヨン」
アメリカ「ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ カベルネ・ソーヴィニヨン」商品画像

「カリフォルニアワインの父」と呼ばれるモンダヴィの造る赤ワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンの濃厚かつ若々しさのある味わいに、ほのかに香る黒コショウのスパイスがアクセントを加えています。

品質と味にこだわるモンタヴィワインの入門といえる銘柄で、コスパも良好。ミディアムボディで適度な重みがあり、ローストビーフや生ハムなどと合わせるのをおすすめします。柔らかくて親しみやすい味わいなので、初心者も挑戦しやすい銘柄です。

ぶどうアイコンワインのおすすめ|お手頃白ワイン

チリ「コノスル ゲヴェルツトラミネール ビシクレタ(ヴァラエタル)」
チリ「コノスル ゲヴェルツトラミネール ビシクレタ(ヴァラエタル)」商品画像

バラやライチなどの香水のような鮮やかな香りが特徴。酸味が少なく旨味がある、やや辛口な味わいのため、エスニック料理やカレーなど、スパイスのきいた料理と相性がよい銘柄です。

1,000円以下で満足できる白ワインとして、日本国内ではさまざまなグランプリを獲得しています。日本人の舌によく合い、男女問わず人気のある白ワインです。

フランス「オルシュヴィレール リースリング」
フランス「オルシュヴィレール リースリング」商品画像

フランス国境に位置するアルザス地方の白ワイン。“「アルザスワイン」=高級”というイメージを覆す、低価格でありながら高品質なワインです。

アルザスワインとしてはやや辛口で、爽快感のある味わいが楽しめます。フレッシュな酸味とキリッとした味わいにより、寿司や天ぷらなどの和食と好相性。原料には、ドイツを代表するブドウ品種であるリースリングを使用しています。華やかな香りとミネラル感があり、リースリングらしさが味わえる銘柄です。

フランス「シュヴァリエ・ド・カイユス シャルドネ」
フランス「シュヴァリエ・ド・カイユス シャルドネ」商品画像

エキゾチックな香りと果実味のバランスがよい、やや辛口の銘柄。シュヴァリエ・カイユスのワインは全体的にコストパフォーマンスに優れていますが、なかでも特に逸脱した仕上がりです。

「白ワインの女王」と呼ばれるシャルドネを原料に使用しており、しっかりとした果実味が楽しめます。南仏のワインにありがちな雑な印象が全くなく、繊細な味わいの和食と合わせるのもおすすめの銘柄です。

アメリカ「ハンドクラフト シャルドネ」
アメリカ「ハンドクラフト シャルドネ」商品画像

数々のコンクールで金賞を受賞した極上の白ワインです。柔らかく重すぎない飲み口と、まろやかな酸味で飲みやすいのが特徴。レモンの皮・青リンゴ・花・蜂蜜など複雑なアロマが、ふくよかに口中に広がります。

少し低めの10℃くらいまで冷やして飲むと、辛口の飲み口がさらに引き締まるのでおすすめ。オーク樽のほのかな香りが次の一杯を誘う、素晴らしいできばえの銘柄です。

スペイン「ボデガス・サン・アレハンドロ エヴォディア ブランコ 」
スペイン「ボデガス・サン・アレハンドロ エヴォディア ブランコ 」商品画像

白い花やトロピカル・フルーツの豊かな香りが楽しめる白ワイン。平均樹齢25~30年の古木からとれたブドウを使用しており、旨味がたっぷりと凝縮されています。

辛口のなかにもほんのりと甘味が感じられ、フレッシュチーズや魚介類のマリネなど、さまざまなおつまみともマリアージュ。爽やかでフレッシュな味わいで、ゴクゴクと飲める銘柄です。

ぶどうアイコンワインのおすすめ|そのほかお手頃ワイン

イタリア「サン・マルツァーノ コレッツィオーネ・チンクアンタ」
イタリア「サン・マルツァーノ コレッツィオーネ・チンクアンタ」商品画像

ブラックベリーやプルーンをしっかりと煮詰めたような果実感と、しっかりとした香りのある赤ワイン。バニラやリコリスなどのアクセントがあり、滑らかな余韻が楽しめるフルボディです。

タンニンも滑らかで、奥からはほのかな甘味を感じられます。高品質で上品な香りがありながら、2,000円台で購入できるコスパも魅力。濃厚な赤ワインが好きな方におすすめの1本です。

アメリカ「フランシスカン ナパ・カウンティ カベルネ・ソーヴィニヨン」
アメリカ「フランシスカン ナパ・カウンティ カベルネ・ソーヴィニヨン」商品画像

ダークチェリー・バニラ・チョコレート・プラムと続く香りの移りかわりが華やかなワイン。

余韻が長く続くフルボディで、繊細に組み込まれたタンニンと程よい甘さが絶妙なバランスを保っています。

本製品は、カリフォルニアの高級ワイン産地として知られる「ナパ・ヴァレー」で育てられたブドウを使用。ほかのナパ・ヴァレー産高級ワインと比べても遜色ないほど濃厚で芳醇な味わいを持つ、コスパに優れた銘柄です。

イタリア「カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」
イタリア「カサーレ・ヴェッキオ モンテプルチアーノ・ダブルッツォ」商品画像

イタリアの土着品種である「モンテプルチアーノ」を使用した銘柄。この品種を世に広めるきっかけになったと言えるほど、強烈なインパクトのある味わいがあります。凝縮されたフルーツの濃く深い旨味は、一度飲めば病みつきになること間違いありません。

圧倒的な飲みごたえと、フルボディのエレガントな後味は2,000円台とは思えない高級感があります。酸味が気になる方は、抜栓後30分ほど置いてから飲むのがおすすめ。日本の市場でも10年以上にわたり評価され続けている、ロングセラーの銘柄です。

ニュージーランド「クラウディー・ベイ ソーヴィニヨン・ブラン」
ニュージーランド「クラウディー・ベイ ソーヴィニヨン・ブラン」商品画像

ニュージーランドワインの世界的地位を高めたアイコンワインとして評価される銘柄。複雑でいてシンプルな果実の旨味が波のように押し寄せる、衝撃的な味わいの白ワインです。

口に含めば、グレープフルーツやレモンのようなアロマと、マンダリンオレンジの爽やかな果実感。さらに、ジャスミンやライラックの花に、バジルやレモンバームのようなハーブの香りが続きます。すっきりとした辛口なので、さまざまな料理とも合わせやすい銘柄です。

フランス「シャトー モンペラ ルージュ」
フランス「シャトー モンペラ ルージュ」商品画像

大人気ワイン漫画に登場したことから火が点いた銘柄。飲み手を裏切らないクオリティの高さがあり、近年は特に安定した品質を維持しています。

ベリー系の果実の味わいとスパイシーさを伴うタンニンのバランス感が絶妙。オーク樽で10ヶ月熟成された濃厚さと、ふくよかな味わいは一流ワインを彷彿とさせます。エレガントなフルボディの味わいは、初心者にも親しみやすい赤ワインです。

ぶどうアイコンワインのおすすめ|プレゼント向け

フランス「シャトー ・ロスピタレ グラン ヴァン ブラン」
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本製品は、ワイン好きはもちろん初心者にも飲みやすい辛口の白ワインです。原料のブドウは、品質を維持するため収穫量を減らし、厳選されたモノのみを使用。手摘みで収穫しプレスされたブドウは、7~8ヶ月の歳月をかけてじっくりと熟成されます。

抜栓直後はアルコール分が高く苦味を感じるため、1時間ほど経ってから飲むのがおすすめ。オレンジ・かりん・ハチミツなどの甘みがあふれ出てきます。ボリューム感もありますが、それ以上にまろやかな口当たりが万人受けしやすい銘柄です。

フランス「ルー・デュモン ブルゴーニュ ルージュ 2016」
フランス「ルー・デュモン ブルゴーニュ ルージュ 2016」商品画像

日本人醸造家の仲田晃司氏が手掛けるブルゴーニュワインです。イチゴやフランボワーズの華やかな香りが心地よく、後味は程よいミディアムボディ。上級クラスの地区から集められたブドウを、バランスよくブレンドして作られています。

平均樹齢30年の古木からとれたブドウを贅沢に使用しており、味と品質は正に最高級。オレンジのラベルに「天・地・人」の文字が入ったデザインが目を引く、話題性のある赤ワインです。

フランス「オスピス・ド・ボーヌ モンテリー プルミエ・クリュ レ・デュレス キュヴェ・レベリン 2012」
フランス「オスピス・ド・ボーヌ モンテリー プルミエ・クリュ レ・デュレス キュヴェ・レベリン 2012」商品画像

15世紀からの歴史がある、気品あるイチゴやラズベリーの香りが特徴の赤ワインです。「慈善」の意味を持つこのワインは、病院に行けないほど貧困にあえぐ人々のために、貴族から寄与された畑で造るワインをオークションで販売し、無償で治療を施す病院の運営に売り上げを充ててきた歴史があります。

本製品は、ブドウの収穫から瓶詰めまでを、オークションの落札者が選んだネゴシアンに委託。そのため、収穫された区画・生産者・熟成まで毎年条件が変わるのも特徴の、話題性のあるワインです。

イタリア「サッシカイア グイダルベルト」
イタリア「サッシカイア グイダルベルト」商品画像

イタリアの至宝「サッシカイア」の隣の畑で造られたブドウを原料とする赤ワイン。「早く飲めるサッカシイア」と呼ばれ、フレッシュかつ上品な味わいが特徴です。

ブドウの品種にはカルベネ・ソーヴィニヨンやメルローを使用。濃厚感のある果実味があり、上質な後味が続くフルボディ。スパイスやバラなどの香りと、渋味・苦味・酸味など全てのバランスに優れた、万人受けする銘柄です。

イスラエル「ヤルデン シラー 2015」
イスラエル「ヤルデン シラー 2015」商品画像

国際的なコンクールで数多くの受賞歴がある、イスラエルの最高峰ワイナリーが造る赤ワイン。力強さと果実味あふれるシラーを100%使用しており、濃厚で滑らかな質感がクセになる味わいです。

ブドウの完熟した香りと、フルボディでありながら上質なフィニッシュ。甘味・酸味・果実味・渋味など全てのバランスがとれており、日本人の味覚とマッチします。味を何よりも重視したいワイン好きの方へのプレゼントにおすすめの銘柄です。

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